
金投資とは?
金投資は、価格の変動する金を売り買いして利益を得る投資方法のことです。
金投資の方法には、
- 金地金
- 金貨
- 純金積立 など
があります。
金投資には、配当金や利子はありませんが、リスクの少ない堅実な投資方法と言われています。(金先物取引などを除く)
金投資の特徴
金の国際価格は米ドル表示が基準
金の国際価格は米ドル表示が基準となります。
そのため、米ドル建ての金価格が一定であっても
- 円高(米ドル安)になると、円換算した時の金価格は下落
- 円安(米ドル高)になると、円換算した時の金価格は上昇
します。
純金積立はドルコスト平均法で効率よく金を購入
純金積立では、ドルコスト平均法によって投資時期を分散して効率よく金を購入することができます。
純金積立などの金価格は、1グラム当たりの円価格で表示されます。
金投資に配当金・利子は無い
金投資には、純金積立を含めて配当金や利子はつかない。
例外に、投資した金を取扱業者が運用する消費寄託の場合のみ運用益の一部を収益分配金として受け取ることができます。
金の売却益は総合課税
金の売却益は、譲渡所得として総合課税されます。
一日に何度も取引する場合は、雑所得に分類されます。
金投資のメリット
- 金は実物資産なので、株式や債券のような信用リスクがない。
価格が下がることがあってもゼロにはならない。 - 地政学的リスクに強い。
戦争などの有事が起こった時に金価格は一般的に上がる。 - 購入時に消費税が課せられるが、換金時に売却額に対する消費税額が還付される。
将来の換金時に現在よりも消費税が増税されていると、その差分だけ利益を得ることができる。