
新築の方が、火災にあった時の損害は大きそうなのに・・・


今回は、火災保険の中でも新築割引の用意されている火災保険をご紹介しましょう。
新築割引の用意されている火災保険とは?
火災保険の新築割引とは?
新築だけに限らず、築年数が浅いほど割引が適用される火災保険もあります。

火災保険会社「火災保険名」 | 割引名称 |
AIG損保「ホームプロテクト総合保険」 | 築浅割引 |
東京海上日動「トータルアシスト住まいの保険」 | 築浅割引 |
日新火災「住宅安心保険」・「住自在(住宅ローン利用者向け)」 | 新築・築浅割引 |
ソニー損保「新ネット火災保険」 | 築浅割引 |
SBI損保 | 新築割引 |
損保ジャパン「THE すまいの保険」 | 築年数別割引 |
※割引率の詳細は、各火災保険会社へお問い合わせください。
他にも、割引制度としては用意されていませんが、新築料率が設定されている火災保険もあります。
新築料率が設定されていると、新築割引と同様に新築であればあるほど火災保険料が安くなります。

火災保険会社「火災保険名」 | 新築料率 |
あいおいニッセイ同和損保「タフ・住まいの保険」 | 築年数別料率(建築後10年未満の場合) |
楽天損保「ホームアシスト」 | 新築料率 |
ジェイアイ傷害火災「ieho」 | 築年数による事故リスクにあわせて保険料率を設定 |
三井住友海上「GK すまいの保険」 | 築年数別料率(築10年未満の場合) |
火災保険 新築の相場はどのくらい?どれだけ保険料が安くなるの?

でも、どのくらい安くなるのか気になる!
そこで、ソニー損保「新ネット火災保険」、楽天損保「ホームアシスト」、ジェイアイ傷害火災「ieho」の3社の火災保険で中古住宅と新築住宅の火災保険料を比較してみました。

中古住宅と新築住宅の火災保険料(1年分)を比較
火災保険会社「火災保険名」 | 建物構造 | 中古住宅の火災保険料 | 新築住宅の火災保険料 | 差額 |
ソニー損保 「新ネット火災保険」 |
H構造 |
33,189円
|
31,769円
|
1,420円
|
T構造 |
16,323円
|
15,568円
|
755円
|
|
M構造 |
6,826円
|
6,463円
|
363円
|
|
楽天損保 「ホームアシスト」 |
H構造 |
36,650円
|
31,100円
|
5,550円
|
T構造 |
20,050円
|
15,350円
|
4,700円
|
|
M構造 |
8,400円
|
6,450円
|
1,950円
|
|
ジェイアイ傷害火災 「ieho」 |
H構造 |
29,440円
|
25,170円
|
4,270円
|
T構造 |
15,960円
|
13,600円
|
2,360円
|
|
M構造 |
6,340円
|
5,510円
|
830円
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H構造・・・木造戸建(耐火なし)
T構造・・・鉄骨造・木造戸建(耐火なし以外)
M構造・・・マンション
見積り条件
- 保険金額:一戸建て:建物1500万円、家財500万円 マンション:建物1000万円、家財500万円
- 基本補償:契約できるもの全て(火災~破損など)
- 保険期間:1年間
- 建物場所:東京都

なら、新築割引のある火災保険を選んだほうが良いね。

H構造(耐火性なしの木造戸建)の方が、M構造(マンション)よりも新築割引や新築料率での割引価格は大きくなることがわかります。
新築で火災保険を選ぶ際は、どのくらい割引が効くのかということについても比較することが大切です。
しかし、火災保険は補償内容などの見積り条件によって大きく保険料が変わってきてしまいます。
保険料が安いというだけで、火災保険を選んでしまうのはキケンです。
保険料だけでなく、補償内容なども含めトータルで比較し、自分の家に合った火災保険を選びましょう。