
そこで、今回はそれぞれの特徴ごとにおすすめ火災保険をご紹介していきます。
契約の仕方で決める火災保険!
火災保険には、インターネット上で自分で契約するダイレクト型火災保険や、代理店を通して契約する代理店型火災保険などがあります。
それぞれの火災保険では契約方法が異なるので、自分がどのように契約したいかで火災保険を選ぶことができるんです。
① インターネットで自分で契約したい!

などの方は、自分でインターネット上で契約してしまった方が早いですよね。

ダイレクト型火災保険
- 楽天損保「ホームアシスト」
- ソニー損保「新ネット火災保険」
- ジェイアイ傷害火災「ieho」
- こくみん共済「住まいる共済」
- 県民共済「新型火災共済」
ダイレクト型火災保険は、各火災保険会社・共済のホームページから見積もりをして契約申し込みまですることができます。
インターネット上で自分で契約するということは、必要な補償内容なども自分で判断して契約する必要があるということです。
保険のプロに相談したいという方や、直接会って話を聞きたい・聞いてほしいという方にはおすすめできません。
② 代理店や火災保険会社と直接会って相談したい!

という方は、代理店型火災保険がおすすめです。
代理店型火災保険
- CHUBB保険「住宅総合保険」
- AIG損保「ホームプロテクト総合保険」
- 共栄火災「安心あっとホーム」
- 損保ジャパン「THE すまいの保険」
- あいおいニッセイ同和損保「タフ・住まいの保険」
- 三井住友海上「GK すまいの保険」
- セコム損保「セコム安心マイホーム保険」
- 東京海上日動「トータルアシスト住まいの保険」
- 日新火災「住宅安心保険」
- NIA「住宅総合保険」
- JA共済「建物更生共済 むてきプラス」
代理店では、いろいろな火災保険を取り扱っているので、一番合っている火災保険を紹介してくれます。
また、インターネット上に火災保険料などの情報を出していない火災保険なので、全部いろいろ比較したい!という方にもおすすめな契約方法となります。
代理店型火災保険の場合、直接会って相談するため早く契約したいという方には向いていません。
契約までに時間的余裕がある方が、いろいろ比較もできて最適な火災保険に加入することができるでしょう。
③ 代理店や火災保険会社と電話で相談して決めたい!

という方におすすめなのが通販型火災保険といわれる火災保険です。
通販型火災保険
- SBI損保
- セゾン自動車火災「じぶんでえらべる火災保険」
通販型火災保険とは、直接会って相談するというのではなく、電話をして相談・見積もりの上、申込書を郵送し契約する火災保険のことです。
今気になることを電話で聞いてすぐに解決したい!という方におすすめな火災保険だと言えます。
申込書を郵送しなければ契約とはなりませんので、やはり早く契約したい!と急いでいる人には不向きかもしれません。
電話だけでは契約できないため、申込書を郵送することを忘れないことが大切です。
④ 共済に加入したい!

という方は共済で加入することになります。
共済
- こくみん共済「住まいる共済」
- 県民共済「新型火災共済」
- JA共済「建物更生共済 むてきプラス」
共済は保険会社よりも、掛け金(保険料)が安いというメリットがあります。
しかし、保険会社よりも損害を被った場合にもらえる共済金や保障範囲が少ないというデメリットもあります。
共済の組合員になるための「出資金」が必要となります。
そのため、すでに組合員だから共済で加入したい!という方におすすめです。
必要な補償の選び方で決める火災保険!
火災保険で補償してもらう範囲を、1つ1つ自分で決められる火災保険や、補償をセットになっているものから選ぶ火災保険などがあります。

① 掛け捨てではなく積立式の火災保険(満期返戻金がもらえる)が良い!

という方におすすめなのが積立式火災保険です。
積立式火災保険
損保ジャパン「積立火災保険THEすまいの積立保険」現在は販売していません。- 楽天損保「スーパージャンプ」
- あいおいニッセイ同和損保「積立家庭総合保険」
- JA共済「建物更生共済 むてきプラス」
積立式火災保険の場合、補償は全てセットとなっていることが多いです。
補償も手厚く、満期返戻金ももらいたいという方におすすめな火災保険です。
積立式火災保険は、掛け捨ての火災保険よりも、保険料が高額になります。
満期返戻金をもらうために、積み立てをすると言う形なので、保険料についてもしっかり検討しましょう。
② 必要な補償を1つ1つ自分で選びたい!

という方におすすめなのが補償を選べる火災保険です。
補償を選べる火災保険
- SBI損保
- 日新火災「住宅安心保険」
- セゾン自動車火災「じぶんでえらべる火災保険」
- 楽天損保「ホームアシスト」
- ソニー損保「新ネット火災保険」
- ジェイアイ傷害火災「ieho」
補償を選べる火災保険の多くは「火災、落雷、破裂・爆発」は基本補償として必須で加入が必要となりますが、その他の補償は全て自由に自分で選ぶことができます。
必要のない補償をピンポイントで外すことが可能なので、保険料の節約にも繋がります。
保険料を安くするために、必要以上に補償を外して契約してしまうと、万が一の際に補償を受けることができなくなります。
マンションの高層階だから水災は外すなど、必要のない補償を外すようにしましょう。
③ プランごとに必要な補償がセットになっている方が選びやすい!

必要な補償がセットされている自分に合ったプランを選びたい!
という方には、契約プランがいくつか用意されている火災保険がおすすめです。
プランを選べる火災保険
- AIG損保「ホームプロテクト総合保険」
- 共栄火災「安心あっとホーム」
- 損保ジャパン「THE すまいの保険」
- あいおいニッセイ同和損保「タフ・住まいの保険」
- 三井住友海上「GK すまいの保険」
- セコム損保「セコム安心マイホーム保険」
- 東京海上日動「トータルアシスト住まいの保険」
- 日新火災「住宅安心保険」
- こくみん共済「住まいる共済」
火災保険会社ごとにワイドプラン(補償全てセット)、ベーシックプラン(水災は補償以外セット)、スリムプラン(火災・風災・盗難などセット)などの契約プランが用意されているので、沢山の補償の中から1つずつ必要な補償を選ぶ必要が無く、補償を選択するのが楽というメリットがあります。
※契約プランの内容は火災保険会社によって異なります。
1つ1つ補償を選ぶよりも、保険料を節約することが難しくなります。
保険料よりも、補償を選ぶのを楽したい!という方におすすめです。
④ 全ての補償が自動セットされている方が良い!

という方におすすめなのが全補償セットの火災保険です。
全補償セット火災保険
- CHUBB保険「住宅総合保険」
- NIA「住宅総合保険」
- JA共済「建物更生共済 むてきプラス」
- 県民共済「新型火災共済」
こちらの4つの火災保険は、契約プランが1つしか用意されていません。
そのため契約した場合、必ず全ての補償がセットされ補償を受け取ることができます。
必要な補償を選択し契約するわけではないので、保険料は他の火災保険と比較すると高額になります。
保険料を重視せず、補償内容を重視している人におすすめです。
適用される割引で決める火災保険!
火災保険によって用意されている割引制度は異なります。

① 新築だから新築・築浅割引か新築料率がある火災保険が良い!
多くの火災保険では、建物が新築や築浅であれば、保険料が割引になる新築・築浅割引が用意されています。
また、割引とは異なりますが、新築や築浅の場合、保険料を計算する保険料率が新築料率となり保険料が安く設定されている火災保険もあります。
新築・築浅割引のある火災保険
- AIG損保「ホームプロテクト総合保険」
- 東京海上日動「トータルアシスト住まいの保険」
- 日新火災「住宅安心保険」・「住自在(住宅ローン利用者向け)」
- ソニー損保「新ネット火災保険」
- SBI損保
- 損保ジャパン「THE すまいの保険」
新築料率のある火災保険
- あいおいニッセイ同和損保「マイホームぴたっと」
- 楽天損保「ホームアシスト」
- ジェイアイ傷害火災「ieho」
- 三井住友海上「GK すまいの保険」
新築住宅・マンションに火災保険をかける場合は、新築・築浅割引または新築料率の設定がある火災保険を選ぶことをおすすめします。
契約内容は変わらないのに、保険料が安くなるので利用しない手はないと思います。
どのくらい割引になるかはこちらで紹介しています!
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② オール電化住宅だから、オール電化住宅割引がある火災保険が良い!
オール電化住宅なら、是非活用してほしい割引が「オール電化住宅割引」です。
オール電化住宅割引の火災保険
- AIG損保「ホームプロテクト総合保険」
- SBI損保
- セコム損保「セコム安心マイホーム保険」
オール電化住宅は、火災のリスクが少ないということで火災保険料が安くなります。

割引制度の中には、ホームセキュリティの設置されている建物に割引が適用されるホームセキュリティ割引や、ノンスモーカー割引なども用意されています。
火災保険会社によって割引制度は異なるので、こちらでご確認ください。
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